八佾第三|01|基本情報

まずは基本の文から。
原文 ⇒ 読み下し文 ⇒ 現代語訳 の順です。
原文
孔子謂季氏、八佾舞於庭、是可忍也、孰不可忍也、
論語 八佾第三その1
読み下し文
読み下し文
孔子、季氏を謂う、八佾を庭に舞わす、
是を忍ぶべくんば、孰れをか忍ぶべからざらん。
現代語訳
現代語訳
先生が季氏についてこう言われた「八佾の舞を舞わせている。
これが許されるのなら、他のどんなことも許されてしまう。」
解説と意訳

もう少し分かりやすくならない?
語句解説
解説
- 八佾の舞:八佾は8×8列(64人)のことで、この舞が許されていたのは天子(とても偉い人)だけとされていた
- 季氏:魯国の重臣
- 忍ぶ:耐える、許される
分かりやすい訳

孔子先生が魯の国の重臣である季氏について(批判の意をこめて)こう言いました。
「自邸の庭で八佾の舞を舞わすとは非礼にもほどがある。
これが許されるのであれば、他のどのようなことも許されてしまう。」
分類
誰の言葉?
孔子
重要度

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