里仁第四１４｜位なきを患えず、立つ所以を患う

里仁第四｜１４｜基本情報

まずは基本の文から。
原文　⇒　読み下し文　⇒　現代語訳　の順です。

子曰、不患無位、患所以立、不患莫己知、求為可知也、
論語里仁第四その１４

子（し）曰（いわ）く、位（くらい）無（な）きを患（うれ）えず、立（た）つ所以（ゆえん）を患（うれ）う。

己（おのれ）を知（し）ること莫（な）きを患（うれ）えず、知（し）らるべきを為（な）すを求（もと）むるなり。

先生がおっしゃった。田舎で善人だとされて、下手にちやほやされている者は、かえって徳を破壊する者であるこ孔子が言った「地位が無いことを気にするより、地位を得るための方法を気にしなさい。

世の中に認められないことを気にするより、認められる仕事をするように努める方がよい。」

もう少し分かりやすくならない？

解説