為政第二０９｜吾れ回と言うこと終日、違わざること愚なるが如し

為政第二｜０９｜基本情報

まずは基本の文から。
原文　⇒　読み下し文　⇒　現代語訳　の順です。

子曰、吾與回言終日、不違如愚、退而省其私、亦足以發、回也不愚、
論語為政第二その９

子（し）曰（いわ）く、吾（われ）、回（かい）と言（い）うこと終（しゅう）日（じつ）、違（たが）わざること愚（ぐ）なるがごとし。

退（しりぞ）きて其（そ）の私（わたくし）を省（かえり）みれば、亦（ま）た以（もっ）て発（はっ）するに足（た）る。回（かい）や愚（ぐ）ならず。

先生が言われた「顔回と一日話しても彼は愚か者のように一度も反論しない。

しかし彼の言動をみるに決して顔回は愚か者ではない。」

もう少し分かりやすくならない？

解説

孔子先生が言いました「顔回と一日話しても彼は愚か者のように一度も反論しません。

しかし彼の言動をみるに決して顔回は愚か者ではありません。」